布ナプキン歴10年の私が感じる布ナプキンのデメリット


こんにちは!KAANE代表の伊澤ゆくです。
30歳の頃に布ナプキンの存在を知ってからまもなく10年!
布ナプキンオンリーというわけではなく、他の生理用品と併用しながら細く長く使っている私。
前回の記事ではメリットについて取り上げましたが、今回は10年使っている私だからこそ気になるデメリットについて着目してみました。

そこで、改めてデメリットについて考えてみたのですが、なかなかたくさんは思い付かず自分でもびっくり。
そりゃそうですよね、好きで使っているわけですから。いいところはたくさん説明ができるのは当たり前です。

ただメリットだけでなくデメリットも知ることって何においてもとても大切なことだと思うのです。
今回は私が今でもたまに感じる数少ないデメリットの他に、皆さんからよく寄せられる心配ごとをひとつのデメリットとしてあげてみました。

布ナプキンのここが大変!

布ナプキンを使い続けている今も「こんなところは面倒だな、大変だな」と思う時がたまにあります。
今回はそんなところに目を向けてデメリットとして紹介してきます!

 

①洗わないといけない

なんだかんだ言ってもやっぱりこれは面倒です。
布ナプキンを洗う場合こんなにたくさんの工程があるんですよね。

経血を落とすため専用の洗剤(私はドラッグストアや100円ショップで売ってるセスキ炭酸ソーダを使っています)に数時間つけ置き

洗い流す

洗濯機で洗う

干す

乾いたら取り込んでたたむ

しかも、雨だったりすれば乾かないですから、次に使う布が足りなくなる、という懸念も生まれます。

さらに、つけ置きをしている時に同居家族の目が気になったり、洗濯を干す場所も気にしたり・・・ということもあるかもしれません。

興味があるけど一歩が出ない、という方の多くはこの「洗う」という点が気になるのも、これだけの手間があるからとも言えるのでよーーくわかりますよ!

②初期投資の金額が高い

布ナプキンで生理期間を過ごそうとした場合、どのくらいの枚数が必要なんだろう?と疑問に思っている方も多いと思います。
私はホルダーと付け替えができるパッドのセットが好きで、これを複数枚使っています。

ちなみに、

ホルダー 3枚
パッド 10枚

このくらいあると、私の場合は安心です。

金額もピンキリなので一概には言えないですが、まるっと生理期間中をまかなう量を揃えようとすると最終的には1万円くらいかかったかなというイメージです。

買う前は、肌に合う/合わないは気になりますし、使い続けられるのか不確定なものに1万円の出費は結構勇気がいりますよね。
同じ理由から、ちょっとパッドを買い足すつもりでも1000円前後することを考えると気軽に手が出せないのも大いにうなずけます。

 

 

 

みんなが心配していること

ここでは私の感じるデメリットだけでなく、皆様からよく質問される項目をデメリットとしてあげ、私はどう対応しているのかご紹介します!

・漏れないか心配
・出先で使った後持ち帰るのが憂鬱

他にも人によってあると思うのですが、この2点をよく耳にする気がします。

漏れないか心配

布だけで過ごすなんて不安・・・漏れないの?と一番に聞かれます。
吸水性に優れた紙ナプキンや吸水ショーツに比べると自然素材だけで作られたただの布は少し心許なく感じるかもしれません。

ちなみに布ナプキンはコットンで作られているのがスタンダード。
コットンは真ん中が空洞のドーナツ型になっていて、吸水性が抜群の自然素材なのです。

とは言え心配・・・という方におすすめしたいのが防水布付きの布ナプキン!
布ナプキンやサニタリーショーツに使われるのは透湿防水布といって湿気は通すけど水分は通さないという布。
これであれば基本的に漏れることはありません。

ただし布の吸収面いっぱいになるまで変えずにいた場合、漏れ出してしまうことはありますので注意は必要です。
私は布ナプキンにしてから漏れたことは一度もありませんよ!

出先で使った後持ち帰るのが憂鬱

お出かけ先のトイレで交換したパッドを持ち帰るだけでも面倒なのに、万が一洗い忘れたらと思うととんでもない!と友人が話していたのを思い出します。

確かにお出かけ先で使うのはやや上級編かもしれません。
私は量の少なめの日や外出時間がさほど長くない時を選んで布ナプキンのままでかけることはあります。

新しいパッドに変えてから外出すれば量が少ない日なんか数時間は問題ないですし、変えを持ち歩かないことも。
心配な時は紙ナプキンを持ち歩くようにしています!

お仕事や学校などの生活環境で日中は布ナプキンが難しいから諦めてしまっているという方でも、自宅にいる時や終わりかけ、量の少ない日だけ使ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

布ナプキンのデメリット
・洗うのがやっぱり面倒
・最初にお金がかかる
・漏れる心配が拭えない
・外で使いづらい

私自身、最初は洗うの面倒そうだな〜というのが一番のネックでした。
だけど数回使ううちにさほど気にならなくなりました。きっとすぐに慣れてしまったんだと思います。
それどころか洗ってる時ちょっとポジティブな気持ちにすらなれちゃったり・・・。
これは私だけでなく、使い続けている人とお話を聞くとよく話題にあがることでもあります。

自分の経血を洗い流すことで生理が身近になり、無意識的に経血の量や色をチェックすることができます。

布ナプキンのデメリットも知ってもらい、自分には合いそうなのか、どうしたら気軽に使い始められるのかなど考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

私が開発した夜用オーガニックコットン吸水ショーツKAANEはそんな布ナプキンのデメリットを最小限にしながら使っていただける布ナプキンショーツなんです。

・夜のみなので洗濯もまずは一枚から
・経血量が少なく、自宅で過ごせる夜間なら漏れ対策も安心

布ナプキンが気になってるけどなかなか一歩が踏み出せないという初心者の方にも選んでいただきやすいアイテムです!

使ってる皆さんどうですか?
そして気になってる皆さん、他にどんな心配ごとがありますか?

是非お話聞かせてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました♡

夜用布ナプキンショーツKAANE代表 伊澤ゆく

この記事の著者について

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