睡眠の質を上げるのに押さえておきたいポイント
目次
こんにちは。KAANE代表の伊澤です。
KAANEは「生理の夜でも眠るのが楽しみになる」というコンセプトの吸水ショーツ。
私自身、三大欲求の中でも「睡眠」に関してはかなり執着があったことから、夜用のアイテムを作るに至ったと言っても過言ではないんです。
睡眠のことを学ぶきっかけになったのは長男が赤ちゃんの時の夜泣き。
睡眠についての本を読んだり、プロに相談もし、たくさん学びました。
そして教えを実践してみるとびっくり!
夜泣きの悩みはもちろん解消し、さらに大人にとっての睡眠がいかに大切で、工夫が必要か、ということも実体験を通じて痛感しました。
プロの知識や勉強量にはもちろん及びませんが、私なりに良質な睡眠をとるために実践しているポイントがありますのでまとめてみました。
参考になれば嬉しいです!
私が思う良質な睡眠
皆さんは毎朝どんな気持ちで目覚めていますか?
30代半ばまでの私はこんな気持ちでした。
- 起きるの辛いな…
- まだ寝てたい(泣)
- 今夜こそ早く寝るぞ
起きたばっかりなのに寝ることばかり考えていました。
ちなみに今はこんなふうに感じることが多い日々です。
- たくさん寝たな〜
- 今日も一日始まるぞ
- さぁやろう
もちろん寝たのに疲れが取れない時もありますし、夜ふかしして朝から後悔する日もあります。
でもポジティブな朝を迎えられることが高確率になったんです。
睡眠がいかに大切かということや、どのくらい眠るべきか、といった専門的なことはたくさん良本に書かれていますのでここは専門家にお任せします。
いち母親として子どもの睡眠のために学び、環境を整えたことで改善されたと感じることがあるので、ポイントを3つに絞ってまとめていきたいと思います!
ポイント①同じ時間に寝て同じ時間に起きる
要は生活リズムを整えるということ。
やっぱり明るくなったら起きて、暗くなったら寝る、というのは押さえておきたい基本中の基本です。
どんどん便利に、急激に変化するライフスタイル。
人間の体は現代社会に合わせて進化が追いついていないと言われています。
ちなみに早起きのポイント。
早起きするためには早く寝ないと、って私も思ってたんですが実は反対な気がしています。
早く起きるから早く寝られるんですよね。
生活リズムを朝方にしたいならまずは早起きからがおすすめ。
ポイント②太陽光を浴びる
朝起きたら即カーテンを開けるようにしています。
冬の6時はまだ暗いですが、それでも開けます。
朝に太陽に浴びておくことで、コルチゾールやセロトニンなどのホルモンが分泌されます。
これらは自律神経に働きかけ、日中は活動的に過ごし日が暮れればリラックスできるように自動でセットしてれるんです。
さらにビタミンDも生成されますが、これは生理痛やPMSの軽減にも期待ができることがわかっているそうです。
ビタミンDはほぼ紫外線に当たることでしか体内に取り込まれないのでこれは押さえておきたいところ。
理屈はさておき、朝の太陽って浴びたらいい気分になりませんか?
今日もいい日になりそうだな〜って。
それはシンプルに体からのサイン。心地いいならそれをすればいい。
一日を活発に過ごして夜は眠たくなるように人間にプリセットされた機能。
それを発動させましょう!
ポイント③睡眠環境を整える
ここが本当に目から鱗の改善点でした。
寝室へのこだわりってリビングやキッチン、仕事場に比べて後回しになりがちなのって私だけでしょうか。
寝具、寝衣、温度などなど色々こだわりポイントはあるんですが、私が最も押さえたいポイントとしておすすめしたいのは明るさ!
好みはあるかと思いますが私は真っ暗にしています。
目を開けても閉じても変わらないくらいの超真っ暗な状態が一番好きです。
夜間に眠りが浅くなり、少し目が開いた時に光が目に入るととそこから覚醒してしまう気がしていたのですが、それも気にならなくなりました。
真っ暗は苦手という方もいると思うので間接照明にするとか、暖色系にするとかでもいいのですが、明るさは本当にこだわってよかったポイントでした。
遮光カーテンを多用し一切光が入らないようにしています。
ポイント②でもあげたように朝の光は目覚めの助けになるので、寝起きが悪い時には調整もしていますよ。
おまけ:スマホとの付き合い方
ここまで整えて次男出産後も快適に眠っていた私。
だいぶいい睡眠が取れるようになってきたのですが、さらに追加で試してみたことがありました。
それは、スマホを寝室に持ち込まない、ということ。
寝る前のちょっとした時間だったり、夜間にトイレに行ったついでに見る情報が脳の覚醒につながるな、と思っていたからです。
災害時などの緊急時を考えると身近に置いておきたいのでしばらく悩んだのですが、やってみるとかなり快適でした。
(スマホは寝室外のすぐ届く安全な場所に置く、寝室に緊急用ランタンを常備する、などの対策をしてみています。)
朝も起きたらすぐにスマホを見ずに始業後に初めて触る、くらいまで粘ってみると朝の忙しい時間に少しだけ余裕が生まれるような気もしています。
スマホは生活や仕事に密着しているし、とても便利で大切ですが、距離の取り方を自分軸で保っておきたいなと感じるものです。
まとめ:睡眠時間は一生懸命確保するもの
睡眠に執着があると自負していたはずなのに、気づけばおろそかにしていた私。
背景には、現代社会の便利さがあったように感じています。
私たちの知っている「夜」は、暗くなっても眠る時間が足りないほど刺激に満ちています。
つまり、睡眠時間は一生懸命に工夫や努力をして確保するものだ、と改めて肝に銘じた方がよさそうだということ。
健康寿命に投資していく気持ちで一緒にたくさん眠りましょう!
生理の夜でも眠るのが楽しみになるKAANEで、良質な睡眠のためのお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
KAANE代表
伊澤ゆく
この記事の著者について
生理という毎月の体の営みとの対話から自らを知り、つながる。オーガニックコットン吸水ショーツKAANEです。
オンラインサイトから製品の詳細や生産背景、製品にかける想いなどをご覧いただけます👇ぜひサイトに遊びにいらしてくださいね!参考書籍:
細川モモ(2021)『生理で知っておくべきこと』佐藤雄一,奈良岡佑南 監修 日経BP
愛波あや(2024)『忙しくても能力がどんどん引き出される 子どものためのベスト睡眠』三池 輝久 監修 KADOKAWA
愛波あや(2018)『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド (講談社の実用BOOK) 』西野 精治 監修 講談社
西野精治(2017)『スタンフォード式 最高の睡眠』サンマーク出版
清水 悦子(2011)『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』神山 潤 監修 かんき出版
アンデシュ・ハンセン (2020)『スマホ脳』新潮社
小林 弘幸 (2021)『結局、自律神経がすべて解決してくれる』アスコム