KAANEの縫製工場さんの視察レポ

皆さん、こんにちは!KAANEの伊澤です。
KAANEのショーツはメイドインジャパン。
完全国内製造にこだわっている理由はこの後に述べますが、先日京都にある縫製工場さんにお邪魔してきました!

一枚一枚手作業で作られていくKAANEをこの目でしっかりと見てきたのでその様子をシェアしますね♪

なぜ国内製造?

日本のものづくりを応援することって国内の雇用を守ること運搬でかかるエネルギーを抑えることにもつながるのでとてもいいなって思ったのが発端。
なにより肌着というデリケートなものだからこそ日本製が安心というのも大きな理由です。

ところが実際にものづくりに携わってみることで新たな価値にも気づくことができました。

①品質管理がしやすい

国内であれば直接足を運びやすいので、ブランド側がしっかりと見てるよ、というスタンスを工場さんに行動でお伝えすることもできます。
もちろんお願いしている時点で信頼をおいているというのは大前提ですが、その後のブランド側の責任を持つ姿勢もとても大切だと思いました。

②コミュニケーションがしやすい

繊細なものづくりであればあるほど、ちょっとしたニュアンスの違いやきめ細やかなこだわりもかかせません。
直接お話できることで、作る側の「もっとこうした方がうまくできるんだけど」といったようなご要望をお聞きしたり、製品改善へのヒントをいただけたりする機会があると感じました。

工場でのこと

KAANEの生産をお願いしている工場さんは京都にあります。
私、代表の伊澤が直接足を運んで、たくさんの質問を投げかけてきました!



工場では作業員さんが縫製はじめ、検品や梱包などそれぞれのお仕事をされています。



KAANEのショーツも丁寧に一枚ずつ作られていて感動しました!
つい「このショーツをオーダーしているものです、作ってくれてありがとうございます!」とお仕事中の作業員さんにお声かけをしてしまいました。

工場長さんから多くのこだわりをお聞きする中で印象的だったものを2つご紹介しますね。



ひとつ目はこちら。
何かというと検針機なんです。
品質管理の要でもある、折れ針が残っていないかの確認。

シングルチェックが一般的な中、二重の確認のできる精度の高い検針機を採用しエンドユーザーであるお客様の安全の確保に力を注いでおられます。



もう一点は、「J∞QUALITY」を取得していること。
すべての生産工程を日本国内で行う商品の取扱事業者のみに承認される厳しい基準を満たしていることを証明しています。

縫製の高い品質はもちろんのこと、1つ1つ丁寧に心を込めて、仕上げられていることがこの目で見ても伝わってきました。

まとめ

実は私、ショーツの開発するまでは、衣類がひとつひとつ手作業で作られているってことを知らなかったんです。
効率化が進んで、機械が流れ作業で縫っているものだと、恥ずかしながら思っていました。

もちろん、機械の進化によって作業効率が上がっている工程もあると思います。
だけど、本質は手づくりなんです。

ひとつひとつ、人の手が、しかもたくさんの人々の手にかかり、完成までに命が吹き込まれているのが事実。

私が見た景色は、生地をショーツにする、というものづくりのほんの一部分。
ですがショーツを作ってくれているこの目の前にいる方たちの幸せと健康を心から願いました。

まだまだ未熟で小さいブランドですが、この気持ちと共にものづくりに関わっていきたいですし、決して忘れてはならないことだなと痛感しました。

今後も、お客様がどうしてもリーチすることの困難な生産背景については私がブランドの代表として責任をもってお伝えしていきますね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

KAANE代表
伊澤ゆく

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