布ナプキン派の私が紙ナプキンを使うのはこんな時
こんにちは!KAANE代表の伊澤ゆくです。
夜用布ナプキンショーツを開発しているってことは、もちろん布ナプキンユーザーであり布ナプキン以外は使わないんですよね?と思われますか?
そんなことありませんよ!
布ナプキンがメインの生活ではありますが、自宅のトイレには紙ナプキンも常備しています。
その他には吸水ショーツもスタンバイ。
毎月やってくる生理。
習慣化すると生理用品も固定のものを使い続けてしまいがちですが、メインが紙から布になった私が感じることを紙ナプキンのメリットやデメリットをまとめつつ、どんな時に紙ナプキンを使うのかご紹介させていただきますね。
皆さんにとって適材適所の生理用品選びに役立つことを願っています!
紙ナプキンのメリット
人によって色々あると思うのですが、私にとってなんと言っても一番はこれ。・吸収量が十分にある
普段布ナプキンを使っていると、この違いにびっくりします。
吸収量の秘密は水分を含んでジェル状になる高分子吸収ポリマーのおかげです。
紙おむつで使われるのもこの素材ですね。
その他、
・使い捨てできる
・サイズや形など種類が豊富
・比較的どこでも手に入りやすい
などなど他にもどんどん出てきそうです。
特に使い捨てできることのポテンシャルは予想以上で、自分にあった形やタイプなど都度試して好きなメーカーのものを探すこともしやすいし、災害時に生理になっても使い捨てなら面倒がないという点も大きいなと思いました。
紙ナプキンのデメリット
長所と短所は背中合わせと言いますが、使い捨てできることがデメリットにも感じてきます。例えば、
・ゴミが増える
・買いに行くのが面倒
・毎月費用がかさむ
・トイレにゴミ箱を出すのが手間
・体を冷やすと言われている
・肌が敏感なところに化学処理をしたものをあてるのは気が引ける
急に生理が来たりして、その時に買い置きのナプキンがなくてコンビニまでトイレットペーパーでしのいだ・・・なんてズボラ体験はきっと私だけではないはずです。笑
消耗品の中でもメイク道具や化粧水みたいに使うのが楽しみになるアイテムでもないので、買うのを先延ばしにしたいという気持ちになってしまうんですよね・・・。
それからよく聞く、「体を冷やす」についてですが、これにはどうやら賛否両論がありそうです。
一般的な紙ナプキンは高吸収ポリマーが使われているため「冷えピタをおまたにつけているようなもの」と例えられがちですが、生理用品にはメントールなど冷感が期待できる成分は使用されておらず、体を冷やす作用はないと言われています。※1
とは言え、我が子のパンパンになったおむつを触るとひんやーりしていることは体験談としてあるんですよね。
実体験を元に私が感じているのは、濡れた状態の紙がずっと体に触れてたらそりゃ冷えるよねってこと。
たくさんの水分を溜め込めるから頻回変えずに済むのは便利ですが、その分濡れた状態で多量の水を含んだものをデリケートな場所に当てているという状況を長く作りすぎてしまう、という点では体が冷えるということにもうなずける気がしました。
まとめ
私が紙ナプキンを使う時はこんな時です!・仕事で外出時間が長くなるとき
・子どもと一日中公園や動物園で過ごすとき
・天気が悪いとき(洗った布ナプキンが乾かないなって思うから)
・なんとなく気分が乗らないとき
布ナプキンをおすすめしていると、紙ナプキンはダメ!と同意義だと思われてしまいそうなんですがそんなこと全くないんです。
しかしかくいう私も布ナプキンを使い始めたころは紙ナプキンを使うことに罪悪感を多少なりとも持ってしまう時期もありました。
今思えば「なんで?」って思うんですが、漠然と体によくないという情報の一面だけ見て反応してしまっていた気がします。
私の場合、産後の悪露の対処のため紙ナプキンを大量に買い込んでいたのですが、その名残でしばらく在庫が残っていました。
生理が復活した後は布ナプキンを使い始めましたが、残った在庫を使わないと!という状況だったのもあり時と場所、それからメンタルによって使い分けることへつながり、今に至ります。
そんな私が生理用品を選ぶ時の基準にしているのは、ストレス要因をいかに減らせるかということ。
これって常に「自分は今どう感じている?どんな気分?」という問いかけをする訓練になっているとも思います。
それでもやっぱりメインで布ナプキンを選んでいるということは布ナプキンの心地よさを知っているからかなぁと、これも改めて実感しましたし、紙ナプキンのデメリットを知ったからこそ使う時はこまめに変えようというリマインドにもなりました。
布ナプキンのメリットデメリットも今後取り上げていきますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡
夜用布ナプキンショーツKAANE代表 伊澤ゆく
参考文献:
※1 田中ひかる(2019)『生理用品の社会史』KADOKAWA
この記事の著者について
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