オーガニックコットン農場への見学に行ってきました。

皆さん、こんにちは。
KAANE代表の伊澤ゆくです。

実は、オーガニックコットン販売士という資格取得のための講座を1ヶ月にわたって受けておりました!
ここでの学びは本当にたくさんあって、少しずつこちらのブログやインスタグラムで発信をしていきたいと思っているのですが、今日は講座の実地講習。
私にとって人生初めてのコットン畑見学体験についてです。
ここでのオーガニックコットンについての記述はKAANE製品とは無関係ですのでご注意くださいね!
あくまでも日本のオーガニックコットン農場の現場を見学させてもらったというお話です。

今回お邪魔したのは山梨県南アルプス市の農場さん。
もちろんオーガニックで栽培しているコットン畑です!

え、どれがコットン?って感じですよね。
よく売られているコットンフラワーって茎に弾けた綿花だけがくっついているイメージです。

こんな感じで。

本来はこんな風に葉っぱが目一杯ついているんですよ〜。

こちらの農場はオーガニックなのでもちろん除草剤や枯葉剤は使用しておりません。
コットンにはお砂糖と同じグルコースが細胞に含まれているので甘い液体が大好きなアブラムシを呼ぶんですが、これをオーガニックだと牛乳をスプレーして害虫対策するんですって!
ちなみに今年は雨が多かったから害虫対策はあまり出番がなかったとのことでした。乾燥すると発生しやすいんですね!

こんな風に弾けている生の(?)コットンを見たのは初めてだったので感動しました!

もちろん土への化学肥料の使用はないですが、使える肥料もあります。(家畜の糞なんかも代表的です)
とは言え、様子を見て必要最低限にするとか。
たくさんあげすぎると木は大きく伸びるけど実が大きくならないそうです。
栄養を与えられすぎると子孫を残そうとする本能が働かなくなってしまうためだそう・・・!

畑に入った時にふかふかだったのも印象的でした。

私自身びっくりしたんですが大の虫嫌いなのに、ここで出会う虫や生き物たちには嫌悪感は一切持たずむしろ安堵の気持ちさえ覚えたことです。
自然の生き物がそこで安心して暮らせるくらい整った環境ということだと目の当たりにしたからでしょうか。

農家さんにもお話をお聞きし、土や植物の様子を観察して対話している姿勢に触れました。
栽培だけでなくあらゆることにおいて「オーガニックである」ということは私たち人間も含めた本来の自然のあるべき形なのだというメッセージを受け取った気がしています。
なかなかそれが当たり前にできなくなっている”便利な”世の中ですが、今ひとりひとりの幸福に立ち戻ってそれぞれが自問自答するべき課題なのだろうなと改めて気づかされました。

日本の気候や環境の背景から国産のコットンで商品を作る、というところまではなかなか難しいものの少しずつ実現しているブランドもありますし、オーガニックコットンをまずは応援する、という意味でもKAANEもオーガニックコットンにこだわって本当によかったなと思っています!

KAANEが採用しているオーガニックコットンの生産背景についても生地屋さんにお話をお聞きしているので、今後はそちらも発信していきますね。

肝心の「オーガニックコットン販売士になれたのか?」についてはまた別の機会にお話したいと思います!
(実は今審査待ちです・・・)

最後まで読んでくださりありがとうございます。
またお会いしましょう!

KAANE代表
伊澤ゆく